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腰椎分離症と理学療法

腰椎分離症は、大腿骨の骨頭が後方にずれてしまう病態を持ちます。また、痛みと共に急激に発症するという急性型、そして生活習慣や外的な原因が徐々に進行してくる慢性型に分けられます。思春期の子供に多く、腰椎分離症としてはかなり少ない症例です。

腰椎分離症の原因については、はっきりと分かっていません。また、ホルモンの変化が関わっているのではないかと考えられていますが、転倒などによって起こる場合、そして外傷が無くても徐々に進行する場合があります。

治療方法としては急性であればまず痛みを抑えるために薬物療法をします。

その他にもマッサージや温熱などの理学療法もすることがありますが、これらの保存療法は腰椎分離症などと比べ、きわめて一時しのぎであるということになり、大体はずれを戻すための修復としてスクリューを使った固定術などの手術をします。

また慢性の場合になりますと、ずれが長い間蓄積された状態ですので、骨切り術によって変形を矯正します。

自覚症状としての痛みについては、股関節部分の痛みがほとんどで、また個人差があり、ちょっとしたものである場合もあれば、激痛レベルになり僅かに歩くこともできなくなる場合もあります。

この痛みについてはまた、膝の部分から来ていると錯覚するケースが多く、膝まわりが悪いのだと思い込むことで治療を遅らせてしまうことも多いようですので、子供の病気として知識を持っておき、早めの検査をすることが重要です。

急に病状が進むこともあり、その場合には股関節から外れた状態の大腿骨頭部分に血液が行かず、骨の一部が壊死してしまう場合もあるようです。

成長期の子供の場合は再生する力が発揮される場合もありますが、やはり治療せずに放っておくことは厳禁です。このように腰椎分離症は腰椎などのすべりと比べても急を要するものです。

また子供に多いものですので、親のほうからよく注意しておかなければ症状が悪化する確率は高くなってしまいます。